マラソンの日。州の休日でもある。朝からに空軍の戦闘機が上空を飛び、あまりのうるささに叩き起こされる。ダンキンドーナツヘサンドイッチを買いに行くと、おじいさん達が集まってめいめい口々にワイワイしゃべっていた。誰も面白い事を言って笑ったりしない。ここはおじいさんのたまり場だ。おばあさんはその中に混じっていた事一度も無い。
Ｋちゃんと外へ。近所の子ども達とまずしばらく野球をして遊び、時々ピッチャーになる。その後公園へ。３年生のジョナサン親子（白人）が来ていて、一緒に遊ぶ。５０代は軽く過ぎているママは、絶えず命令するタイプで、孫も連れてきている、と言っていた。年の離れた子どもがいるようだ。養子かもしれない。彼女は好奇心旺盛で、私に質問を浴びかせて来た。Ｋちゃんの両親は何をしてるの？兄弟は？どこに家があるの？どこの小学校？担任の先生は誰？Ｋちゃんのクラスメートでインド人のアモールのパパとも知り合う。ジョージというそうで、住んでいるのは自分の家ではなく、子どものおじさんの家だ、と言ってた。「自分の兄弟」とはいってないから、奥さんの兄弟かもしれない。インド人達は親戚で助け合うのだ。
公園デビューという言葉があるが、自分に無縁だと思っていた。だがアメリカで公園デビューするとは、信じられない。英語だし、知らない人だし、いつも違う人だし、２割くらいはパパである。簡単にファーストネームを教え合い、呼び合う。気楽な社会である。
