明治の初めに7年間鹿児島の藩士だった島津家の子供たちに家庭教師をしていたイギリス人の女性の階層である。
彼女は子供たちと寝起きを共にしテーブルマナーを徹底的にしつけた。使用人ではなくかなり対等に接していたようである。
子供たちの父は死亡し長男はまだティーンエイジだったので、後見人や顧問は明治の有名な鹿児島の大物たちだった。非常に尊敬できる人だったようだ。
彼女はかなり好意的に日本人を描写してくれている。明治時代の日本の生活習慣や風俗などがよく紹介されている。
彼女は北海道から鹿児島まで日本中旅行しているが、日露戦争の後の旅順や朝鮮半島ご旅行している。明治時代のコリアは今では想像もできない格好をして男性はまだちょんまげのようなヘアスタイルをしていたようだ。
