フィンランドから、ヨーニ家族がやってきた。
まず、教会の音楽礼拝に出席する彼らを送る。母が聖歌隊で歌うのをリモートで見る。

その間私はUber Eatsで天ぷらを受け取り、食事の用意を始めた。彼らのうち、父と娘はベジタリアンなので、3種類のチーズとバケットとサラダと厚揚げを焼いたものと味噌汁とご飯を用意。昨日オーダーしたアマゾンからのギリギリセーフのクリスマスレゼントの靴下が届き、ラッピング。
礼拝が終わったので迎えに行き、おしゃべりをしながら食事。
テルさんはシベリウスのクリスマスソングを歌ってくれた。フィンランドではとても有名だそうだ。
力も富も求めずに 金銀さえも望まない
ただ願うは天の光 地上に平和の恵みを。
幸せ満ちるこの聖夜 心を神へと導く。
力も富も望まずに ただ平和を地上に願う。
安らぎ宿る小さな家と 子らの喜ぶクリスマスツリー、
魂を清める神の言葉を 灯す光を与えたまえ。
たとえ小さな家であっても 至福の聖夜をおくれるように、
神の光と崇高な心を この家にもたらしたまえ。
貧しき者にも豊かな者にも 聖なる夜は等しく訪れ、
暗き世に天の光を 照らし届ける奇跡の夜。
待ち望むは主よ、あなた、天と地を統べる方よ。
貧しき者にも豊かな者にも 最愛の聖夜を今、届けたまえ。
今日のテルさんのお洋服は私の着ているユニクロではない、本物のマリメッコである。

クリスマスといえば楽しい思い出しかなかったというテルさんに対して、ヨーニの小さい頃、クリスマスは悪夢でしかなかったそうだ。その理由は昔フィンランドではクリスマス期間中、5時以降完全に静寂を保たなければいけない決まりになっていたそうだ。今は移民が多く他の民族が共存しているので、差別や偏見をなくして平等にするため、宗教的な行事の押し付けは禁止だそうだ。
大人の国だなあ。
「ところで、サンタクロースはおたくの親戚なの?」
と、ヨーニに尋ねたら
「フィンランド人はほとんどサンタの親戚や。」
と答えたので笑った。
私たちが笑いながらおしゃべりをしている時、くるみは注目を浴びたいので、腹いせに高いところに登って、クリスマスツリーに飛びかかろうとした。
