空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

映画レイを観る。

掃除、洗濯をしてJ君をピックアップしてランドルフへ。ベトナムコンサートのリハーサルだ。バンド「ボストン・ファンタジア」のメンバーは実に楽しそうにプレイする。音楽が楽しくて仕方がないといった感じだ。それって素晴らしい事だと思う。ベースのケンが「おなかすいてるか?」と聞くので「すいてる」というとバーガーキングに連れて行ってくれた。そしてカウンターで注文しようとすると「もうしたよ」というではないか。いいからいいからといって払わせてくれない。私とJ君2人分をおごってくれる。
ベトナム人の気前の良さには全く驚きだ。彼らは絶えず私たちがおなかすかせてないかを気にする。きっと飢えと戦った過去があるからに違いない。リハーサルは3時間半におよんだが、終わった時も「ヌードルスープを食べに行かないか?」と聞いて来た。彼らは絶対払わしてくれないので悪くて仕方がないから、結構ですといそいでボストンに引き上げる。
帰宅後日本人ルームメート2人とで吉野屋へ。一緒に買い物し、映画「Ray」を借りて帰る。
この映画は音楽が素晴らしい。アカデミー賞を取った主演のジェイミー・フォックスレイ・チャールズそっくりだ。彼の音楽がゴスペルから来ていて批判されたとは知らなかった。DVDなのでカットされた映像も後で観たが、あっても良かったのではないかと思った。音楽はとても良かった。ただ、なぜアカデミー賞を取れなかったのかわかるような気もした。全体的に主人公がドラックに溺れ、栄光の影にある過去のトラウマとに苦しんでいる重苦しいシーンが続きすぎるのだ。また私としては彼の女癖が悪くて12人も子供がいる、とか聞いているので陰で泣いていた女性が沢山いたんだろうと思う。