ロシアは昨日からウクライナを侵攻して戦争を始めた。
TikTokでは地下鉄の駅を防空壕にして寝ている人々のライブ映像が映し出されている。
平和な日常が非日常になり、空襲警報や爆音を聞く市民は、どれほど恐怖を味わっているだろう。
避難している人は猫をキャリーケースに入れている人も。
空襲のサイレンが鳴り響き、「死にたくない」と泣いている子供も映し出されていた。
ヘルシンキに住むJに「どうなの」と聞いた。
彼の話によると、アパートの窓からカリーニングラード基地(ロシアの飛び地)に向かうロシア戦闘機が見えるそうだ。
もちろん領空侵犯なのでフィンランドの戦闘機がスクランブル発進するそうだ。
ウクライナとは大阪と北海道ぐらいの距離だし、ロシアと国境を接しているから、軍も警察部隊も警備に当たっている。
この戦争は全ヨーロッパにとって非常にシリアスだとの事。
Jは昔、私にからかわれたことを憶えていた。
「2002年に君は僕の武装した写真を送った時それを見て『子供や』言うたやろ。
今、わかってくれたと思う。」
「あの時は、ごめんな」
フィンランドの人々はいつもロシアの脅威に備えている必要があるのだ。馬鹿にして悪かった。
戦争を早く終わらせてほしい。