空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

チャイルド•アビュース

私の祖父の自伝をもう1度読み返していた。彼は豊かな家で生まれたのに、父親の事業の失敗で一家離散。貧困に直面し、丁稚奉公や工場労働を子供の時からやって来た。父親、妹、祖母、母親を 4年間のうちに次々亡くし、兄や弟も養子に貰われ、祖父一人が小学校6年の途中で中退。睡眠時間が子供なのに5時間しかなかったそうだ。大正時代の日本は今のアジアの貧しい国の工場労働と同じだと思った。
日本のサイレント映画を見ていると、子供は容赦なく殴られている。米国の「素晴らしき哉人生」でも主人公が子供の頃のシーンで、殴られている。見ていて痛ましいが、それが現実だったのだなと思う。