空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

アイリッシュショー2日目

今日はアイリッシュショー2日目だ。午後2時と午後8時の二回公演。
そのたびにリハーサルをして、ハープを舞台袖に持って行って待機し、出番の幕が開くまでセッティングし、幕と同時に弾き出すのである。メンバーは入れ替えが激しいのでたびごとに私のハープの場所も変わるのである。
ひとり、コロンビア大学の女の子がニューヨークから駆け付けて一緒に弾いていた。彼女はバーバラ.ストライサンドそっくりの顔したユダヤ系で、天才である。高校時代からオーケストラのハープ奏者をたくさん経験したそうだ。そして今コロンビア大学で男に混じってエンジニアの勉強をしている。あなただったらジュリアードの奨学金もらえるわよ、というと音大って嫌いなんですものと言う。彼女の気持ちすごく分かる。わたしも20歳の時同じ気持ちだった。
でも今は私の大学すごく楽しい。クラスも教授も学生も仕事も面白い。習っている内容もすごく面白い。20歳でバークリーに来ていたらきっと愚痴ばっかりこぼして泣いて帰国していただろう。今来て本当に良かったと思う。
今日はカメラで娘の写真をとりまくるクリスは来ていなかったがその妻シェリーがレモンケーキを作って振舞ってくれた。気前のいいさばさばした女性だ。写真はその娘グレッダである。
公演の合間にその街にすむマリアさんと言う看護士の家におじゃまする。彼女はノルウェー国籍のフィリピン人である。日本におけるフィリピン人花嫁の話する。
彼女の家はとてもきれいでおしゃれである。こじんまりしているけど一人では贅沢な位だ。一緒にSATOという寿司屋へ。香港人の経営だった。他の客をみると皆アメリカ人。これが日本人経営だとお客も日本人が多いのだ。いきなり味噌スープにレンゲを突っ込んだ状態ででてくる。寿司にケーキと食べ過ぎて胃の具合がおかしい。