生暖かい晴天の日曜日。
礼拝の奏楽。ダイニングで友人とランチ。
午後はドラマ「ビッグラブ」を見る。
舞台はユタ州ソルトレイク シティ。
３人の妻と同居するポリガミーのモルモン原理主義の夫が、家族を守るため奮闘する物語。
主人公はユタ州の田舎にある巨大な原理主義の一夫多妻カルトコミュニティ出身だが、若い時追い出され、ソルトレイク シティでスーパーを経営している。
第一夫人との長男は普通のモルモン教会に、長女は南部バプテスト教会にこっそり通う。
この家に二人連れでヘルメットを被った宣教師が何も知らずにやって来る。しつこく教会に誘うが、コカルトコミュニティ出身の２番目の妻が追い払う。
重婚は違法なので近所の目もあり、誤魔化すのに必死。
夫はバイアグラを飲みすぎて、病院に運ばれる。さらに妻たちの喧嘩、親戚のトラブルでストレスがいっぱい。
(この俳優さんは去年若くして心臓を悪くして死亡。第５シーズンも演じて、疲れたのだろうか)
ユタ州を舞台にした映画は滅多にないので、カルチャーが珍しくて面白い。６割がモルモン教徒という真っ白な人たちの中に潜む、一夫多妻という古い伝統のアメリカのダークな文化が垣間見れる。
