貧しい白人のリアルストーリー。
オハイオに住むJ・D・ヴァンスは子供時代の夏休みを故郷のケンタッキーで過ごした。
母親はシングルマザーでがんばって看護師の資格を取ったのに薬物に手を出して解雇されてしまう。
結婚離婚を繰り返し、子供たちが振り回されっぱなし。悪い子供と付き合っているのを見かねた祖母が彼を引き取る。
愛情たっぷりの厳しいしつけで成長した彼は、成績が1番になり、海兵隊でオハイオ大学を卒業してイエール大学のロースクールに。
今ではこの母親は薬物を断って立ち直り、彼も姉も家庭を持って子供がいる。
貧しい底辺の白人の社会が、よく描けていた。
母親をエイミーアダムス(ディズニー映画でプリンセスをしたことがある)、祖母グレン・クローズ(危険な情事で全米を怖がらせた)
が演じている。
クリスチャンが見て安心できる。