アドレスの宿はよく眠れた。トイレは田舎あるあるの簡易水洗だが、清潔そのもので全く臭わない。シェアハウスの都会から来た若い住人たちも感じが良く、礼儀正しい人たちだった。
すぐ近くの富田浜とちょっとドライブして円月橋を見に行く。
午前中に高齢者ホームへ。96歳の元服飾デザイナー岩地さんは、外に出て手押し車で立って待ってくれていた。
代表が出てこられて挨拶。シスターだったので驚いた。ここのホームはプロテスタントの修道会が運営している。
ところで友人はコロナの間は教会にも行けず、食堂にも行かずに、お部屋に配食だったので寂しかったのかと思いきや、孤高の彼女はいつもウキウキして楽しく過ごしていたそうだ。
お部屋を模様替えして、川の眺めが見えるように机を置き換えたという。
お昼を食べに行こうと言われて、建物の外に出たら、偶然白浜バプテスト教会の藤薮牧師の車が入ってきた。再会を大喜びしたが、先生は「添削用俳句」を彼女に渡すとそのまま行ってしまわれた。*1
私たちは海鮮せんべいの経営するバイキングへ。海を見ながら食べた。パリに留学されていた時の流行について伺った。ツイギーの頃で色彩が華やかだったそうだ。
お料理は美味しかったが、出かける直前に巨大なシュークリームを勧められたので、少ししか食べられなかった。
帰りにとれとれ市場で干物を山ほど買い、クーラーボックスに入れて帰った。
*1:後で考えたら、シスターから教会へ怪しい女が大阪から会いに来たと連絡が行ったから、心配して立ち寄られたのではないか。
