アメリカから、大学時代の友人夫婦とその子供たちが日本に訪れた。彼らは1ヵ月ほど前から日本を旅行しており、東京、富士山、沖縄、広島、そして最後に大阪へと足を運んだ。帰国前日、私に会いに来てくれたのである。
まずは一緒に川田屋でランチを楽しんだ。ご主人はボストンで何度かお会いしたことのあるユダヤ人弁護士であり、奥さんマルセレは歌手で非常に思いやり深い昔と変わらない人だ。
食事の後、私の家に来てもらい、みんなでピアノを弾いたり歌ったり、子供たちと一緒に坊主めくりをして遊んだ。
ご主人は私の母を捕まえて、お茶の道具を見せてもらい、あれこれ質問を投げかけていた。
日本に来て、東京ではごみ箱が1つもないと言うので、サリン事件があった後からそうなったのだと説明すると、彼はその事件について非常に詳しく話し始めた。どうやらコロナの間に日本に来たくてうずうずしていたため、事前に色々と調べてきたようである。
トイレに行っている間とコックリと居眠りする間*1を除いて、彼はずっと喋り続けて、日本の歴史について私に質問攻めをしてきた。そして、面白いジョークもたくさん披露してくれた。また、20世紀のロサンゼルスにおける日系人が二度も土地を奪われるという過酷な歴史についても教えてくれた。
さらに、彼ら夫婦はコロナ禍においてどれほど大変だったかという話もしてくれた。世界中どこでもコロナの影響で大変な思いをしていたのだなと、しみじみと思った。

これから博物館と夜は花火大会に行くんだと言って、彼たちは去って行った。疲れを知らないすごいエネルギーだ。
*1:彼らは浪速区の民泊に泊まっているが、昨夜3時半に上の階の中国人が夜中まで大きな音を立てて騒いだので、全く眠れず、文句を言いにご主人が上に上がったそうだが、その中国人は現れず、別の住人が警察を呼び、対応してくれたとか。旅行していると、色々とトラブルがあるなぁ。でもそれも旅行の醍醐味である。