空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

レガッタ・バー

泊まり客に叩き起こされ病院へ。オーブンパンで朝食。Rさんは2〜3日入院することになった、夕べから泊まり込んでいる憔悴しきったMに「帰ってシャワー浴びて少し横になったら」というと、素直に聞いて家に帰る。Mはエアコンがついてたとか、ワイヤレスインターネットが使えないとか電話をしょっちゅうかけて来てヒスを起すので、「ストレスやわー」というと、RさんがMを叱る。するとMはひたすら謝って来た。「もうとっくに許してるよ。あなたは疲れてるんだし、人は笑ったり喜んだりもするけど泣いたり、怒ったりもするからノーマルなんよ。」と答える。私は病院にただいても仕方がないので、午後からブルックラインの家へ行ってピアノの練習をし、帰宅。
午後から再び病院へ。泊まり客を家に送り、ハーバードスクエアへ。
アンジェラがハーバードで映画製作のコースを取っているので、私がモデルになって、少し演技をする。マイクをつけて歩いたり、インタビューを受けてカメラに向かって話すので、観光客の注目の的になる。少し恥ずかしかった。
スティーブと会い、レガッタバーへ。今日はジョニーAというギタリストのライブだった。2回公演で大入り満員だった。彼のギターはとても上手で昔バークリーで落第したとは思えない。昔のバークリーはもっとジャズだったので彼のようなヘビーロックは教えてくれなかったのだ。今だったらトップの生徒になるのに。
スティーブはレコード会社なので、彼と契約をしているらしく、終わったら挨拶に行っていた。「君も話したいかい?」と聞いたので「別にいいわ」と答える。英語で初対面の人とウイットに富んだ会話をするのが苦手なのだ。スティーブは今日のドレスをとてもほめてくれた。マリリンモンローの「7年目の浮気」のドレスと同じデザインだと言うと、「彼女が着てたときよりずっといい」という。よう言ったスティーブ! アメリカ人の男はそこまで言わないといかんわ。
今日は彼に犯罪歴と女性に対する暴力歴を聞く。大丈夫な様子であった。あとブッシュが本当のクリスチャンと思うか聞かれたので「ふりしてるだけなんじゃない」と答える。あとカストロ議長の話とカンボジアミャンマーの軍事政権の話をしながらチャールズ川のJFK公園を散歩するが、Mから病院に来て欲しいと再々電話がかかって来るので、せっかく楽しいお散歩をしているのに「行かなきゃ」と言って再び病院へ。
夜中だったので警備が厳しく、免許証を見せてナースステーションに電話してやっと入れてくれた。Mにどうしたのと聞くと、医者が言うにはRさんの病状はもう奇跡を祈るしか仕方がないの、と言って号泣。