空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

レガッタバーヘ行く。

今日はジョンの誕生日。彼の同僚ふたりが招待してくれて、レガッタバーへ。演し物はGilad Barkanというピアニストと彼のバンドだ。このピアニストはイスラエル人なので、お客はユダヤ人が多かった。小さい丸い帽子をかぶっている人がいて、ジョンの同じアパートに住む大使館の人なのだそうだ。このピアニストの友達であるアディは今日招待してくれたうちのひとりであるが、いつも面白くて女性にモテて、ピカピカしている。今日は新しい女性を連れて来た。もうひとりの招待者のメアリー・ベスは独身の中年女性だが、バックベイのレンガ作りの素敵なアパートに猫2匹と住んでいる。ある時旅行中に猫がヘアドライアーを床に落として、スイッチがオンになってもう少しで火事になるところだったそうだ。今日のお昼過ぎのこと、ジョンは会議と会議の合間にエレベーターの中で携帯が鳴り、「すぐ来い」と社長。行ってみるとケーキが用意されていて、サプライズ・パーティだったそうだ。こういうのを聞くとアメリカだなあと思う。
レガッタバーではターキーサンドイッチを食べた。おいしかった。手作りポテトチップスは少しビネガーが利き過ぎていたが。6人のテーブル全員の食事をジョンが払うと言って聞かず、招待した同僚たちとけんかになっていた。まるで大阪のおばちゃんのようだった。最後にメアリーベスが勝って、ジョンの手の中にはお札が残った。そして私に向かって「今日のガソリン代を払わせて欲しい」と言って来た。ここまでうちからたった10分である。それに何と言っても今日は彼の誕生日だ。
音楽の方はどうだったかというと、どの人もとても上手だった。中でもサックスを吹いていた19歳の女性はMelissa Aldana といってバークリーの学生だというが、なかなか才能のある人だと思った。Gilad Barkanは楽しそうにピアノを弾いていた。彼もまだ相当若い。アディが紹介してくれて、握手する。それにしても3時間のライブはお客がしんどい。私は周りの人を観察しているので退屈しなかったが。