空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

救急車で運ばれた父

私の母はブログをつけている。毎日シャワーを浴びた後読むのを楽しみにしているのだが、今日のブログを読んで驚いた。なんと父が救急車で運ばれたと書いてある。ま、電話が無いから大した事無いのだろうと思いながら、それでもびっくりする。音楽学校の仕事から帰って、すぐ日本の実家にスカイプする。

母が言うには、なんでも昨日、割と暖かい日だったのに、うちの父は厚手のシャツにセーター2枚、オーバーコートにマフラーをぐるぐる巻きにして、俳句のハイキングに出かけたそうだ。いつもなら母がチェックして脱がせるのだが、その時母は電話中で、その内容が深刻な話を聞いていたので、チェックする間もなく、父は勝手に出かけたそうだ。
ハイキングの後、難波の551の鳳来で俳句の仲間5人で楽しく夕食していた。そしてトイレに行って暑さのあまり立てなくなり、心配して見に来た友達が発見。お店の人がすぐ救急車を呼んで、裏口から運び出したそうだ。
2人は救急車に同乗、残りはタクシーで追いかけて来て、日赤病院に運ばれた。その頃には父はすっかり元気になり、点滴も入らないくらいだったが、無理にお願いしてやってもらって、連絡を受けた母が来るのを待っていたそうだ。待っている間にさぞ沢山俳句が出来たであろう、と母。
皆さんにお礼とお詫びをして、タクシーで帰宅。父は機嫌がよくべらべら運転手にしゃべりまくっていたとか。全く人騒がせな父である。
父の服装だったら真冬のボストンでも暑いと思う。ブログを読んだ私は飛行機の手配をしかけたぐらいだった。