黒柳朝さんの死

窓際のトットちゃんを10年以上ぶりに読む。ものすごく面白くて何度も笑ったし、犬が死ぬところとか、悲しい場面もあった。お母さんが偉大だな、と思っていたところ、今日亡くなったというニュースを読む。95歳だったそうだ。彼女は美人でハイカラな女性だった。私は一度だけ母校の大学の講演会でお目にかかった事がある。彼女はどんな困難にも逃れる道があります。たとえ結婚でも、とおっしゃっていた。彼女の結婚生活は夫のDVで必ずしも幸せとは言えなかったらしい。彼女は未亡人になってから、活動的になり、晩年はワールドビジョンという貧しい国の子どもを助ける国連承認の機関の親善大使をされていた。むすめに触発されたのだろう。素晴らしい晩年だ。
今日はロクスベリーにあるコミュニティ大学に行く。カフェテリアが登録オフィスになっていて、パソコンが沢山置いてあって自由にクラスが取れるようになっていた。私はマサチューセッツの住人だから入学金は10ドルでいいそうだ。安いのでびっくりする。
トランスファーの書類をもらいにバークリーへ。隣のトレーダージョーズとブックストアで買い物をして帰る。
夜、ブレイクとアーロンを乗せてピアノバーへ。カーパーが来ていた。今日はとても盛り上がった。ジミーだけで3人来ていた。黒人で高校教師のジミー（ジンジャーエールを２杯もおごってくれた）ソングライターのジミー、カツラのジミーだ。カツラかどうか引っ張ってみないとわからないけど、生え際がとても不自然だから絶対そうだと思う。

窓際のトットちゃん―Totto‐chan 【講談社英語文庫】