空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

猫と過ごした誕生日

誕生日。夕べはレキシントンの友人の留守宅に泊まる。朝八時半に猫が起しに来てくれた。ベッドにジャンプしふわふわのお腹で私の頭のまわりを歩き回りながらこすりつけたのだ。便利な目覚まし時計だ。
猫は私がゴミを外に出している間、ドアをロックしないでおいたら、自分でこじあけて外に出ているではないか。捕まえようとしたらするりとかわして逃げて行く。森の方に逃げたらどうしようかドキドキしたが、家猫の彼は家の方が良いらしく、自分から家に入って行ってくれ、ほっと胸をなで下ろした。
アクトンという街にある音楽教室に就職の面接に行く。1時に来いとのことで行ったのに誰もいない。何かの間違いだったかも、と思って帰ろうとし、近くのダンキンドーナツに入ったら、携帯が鳴った。「1時のお約束ですよ」彼らは遅刻して来たのだ。
あわてて戻る。ジェイとドーナという夫婦で経営している教室だ。雪でもほとんど休まないそうだ。たとえ休んでもメイクアップ(振替授業)は絶対しないと言っていた。たとえ生徒が不渡りの小切手を渡しても、給料はちゃんと働いた分、くれるそうだ。採用されるといいが。
猫と遊びながら今日は読書に費やす。「プリンセススータナ」といってサウジアラビアの王室の女性の暴露本だ。それにしても大変な国だ。女性だけでなくフィリピンのメイドなども大変虐げられていて、まるで昔の日本の女中奉公や遊郭に売られる女性のようだ。イスラムという固い掟があるのですべての事実は闇に包まれている。それにしても男女差別の最たる社会だ。男は4人も妻を持ち、女性は黒装束で家にいなければいけないのだ。王族であっても夫に性病をうつされるという。気の毒だ。昔の日本の社会のようだ。

プリンセススータナ―ロイヤル・ファミリーの隠された真実 (「ノーと言える女性たち」シリーズ)

プリンセススータナ―ロイヤル・ファミリーの隠された真実 (「ノーと言える女性たち」シリーズ)

お昼は誕生日なので、おろしいくら鮭定食を食べる。夕食はレキシントンセンターのタイフードレストランでクレイジーヌードルを食べる。パッタイの一種で野菜とエビがにぎやかに入っていて、わりといけた。
夜10時に友人達が帰って来て、猫が大喜び。
私はアンコールラウンジへ。スティーブが「ハッピーバースディ」をブルースで歌ってくれた。